2007年02月18日

探索手記-十四日目-

 針入り水晶を青水晶に合成してもらうと、それは綺麗に馴染み澄んだ青色を見せた。
 今日予定していた4種合成──翠銅鉱の原石と指輪に嵌っていた月長石、針入り水晶、青水晶を合成するという複雑なものは、無事成功したようだった。
 そもそも、このような複雑な合成を急遽しなければならなかった理由は二つある。
 一つは、現在の山場である「紅翼の魔獣」を従える少年との戦いが迫っている事。
 彼と戦うためには、この合成で得られる「召喚印」という効果が必須だからだ。
 そして一つは、手持ちの材料に「防御」という効果を得られるものが無かった事。
 召喚印を得るにはこれが必須であり、これを得るには多重合成で無理矢理引き出さなければいけなかった。

 召喚印には、召喚したものの能力を強化してくれる作用がある。
 耐久力などは変わらないものの、物魔両面での攻撃・防御を高めてくれるのは非常に大きい。
 前列後列問わずに作用する、優秀なものだ。これで、彼らとの戦いの手駒は揃った事になる。
 あとは明日、私達が事前の打ち合わせどおりに動けるかどうか。そこに掛かっている。
 無事九人全員で彼らの試練を乗り越える事ができるといいのだけど。
posted by Altair at 09:54| Comment(0) | 探索手記 -第一回探索-
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